太陽より大幅に若い恒星の周りにある2個の巨大ガス惑星を南米チリにある大型望遠鏡VLTで直接撮影したと、欧州南天天文台(ESO)が23日までに発表した。この恒星は南十字星に近い「はえ座」の方向に約300光年離れた所にある。質量は太陽とほぼ同じだが、誕生から約1700万年しかたっていない。太陽に似た恒星の周りにある惑星を複数、直接撮影できたのは珍しいという。
2個の巨大ガス惑星は、太陽系の木星や土星に比べれば、太陽に当たる恒星からの距離がはるかに遠く、質量が大きい。内側の周回軌道にあるガス惑星は恒星からの距離が、地球―太陽間の距離(1天文単位=AU)を基準にすると160AUもあり、質量は木星の14倍。外側のガス惑星はそれぞれ320AU、6倍と推定された。
観測したオランダ・ライデン大などの国際チームによると、これらのガス惑星は現在の位置で形成されたとは限らず、まだ発見できていない別の惑星の重力の影響を受け、現在の位置に移動してきた可能性がある。今後、別の惑星を発見して全体像が分かれば、太陽系の形成過程の解明にも役立つという。
【了】
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July 23, 2020 at 03:15PM
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巨大ガス惑星2個、直接撮影=300光年先―欧州南天天文台 - 乗りものニュース
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