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新型コロナ>未来チケットで市内の店支援 地域おこしの若手有志が考案:神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞

カワサキ未来チケットを導入した「手羽先BonBon」の福田さん。右横はチョークアートによるメニュー表=川崎区で

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 新型コロナウイルスの影響で苦境に立つ地元の商店を支援しようと、川崎の地域おこしに取り組む若手有志が今月、新たな応援ツール「カワサキ未来チケット」を考案した。利用客が参加店で1枚1000円のチケットを購入すると、500円分を支払いに充て、残る半額を「応援費」として店の運営に役立てる。 (石川修巳)

 チケットは購入店だけで使える仕組みで、有効期限も店ごとに定める。参加店の情報は、フェイスブックとインスタグラムの「カワサキ未来チケット」公式ページで紹介する。

 主催するのは「カワサキサーカスプロジェクト実行委員会」。川崎を愛する人たちが集まり、二年前から川崎駅東口で「カワサキよりみちサーカス」を開催し、街の魅力を高める工夫をしてきた。

 けれども今、地域おこしの担い手となる地元商店は、コロナ禍で客足が遠のき、危機に直面している。

 実行委メンバーで、チケットを発案したアパレル雑貨のデザイナー荻原直也さん(36)=幸区=は「いつものお店に元気がないのを目の当たりにして、お客さんとお店をつなぐツールを作りたかった」と語る。

 ヒントにしたのは、広島県内の「ひろしま飲食店未来チケット」。将来食べに行くという客側の意思表示として、飲食店に前払いしておく仕掛けだ。

 川崎では飲食店に限らず、商店街などでの活用も想定。半額が店側の運営費に使われる応援チケットとは別に、参加店から顧客への感謝を込め、一枚千円で千百円分使える「チョイ得チケット」も用意した。

 参加店の一つ、川崎区の飲食店「手羽先 BonBon」は応援チケットの販売を始めた。一枚千円のうち、半額の応援費は店舗運営に充てる。「そんなに飲みに来られないが、応援したい」と言って、チケットを三万円分購入した常連客もいるという。

 経営者の福田貴友さん(42)は「昼の弁当販売や残った材料をどうするかなど、ふだんと違うことが山ほどある。何かやりたくても手が回らなかったので、助かります」と語った。参加店支援の一環で、チョークアートによるメニュー表も作成してもらったという。

 この活動の合言葉は「パワー・オブ・スマイル」。参加店を募集しており、荻原さんは「一店舗でも一人でも多く、笑顔が広がれば」と願っている。

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May 11, 2020 at 05:26AM
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