新型コロナウイルスの感染拡大による売り上げ減少に苦しむ飲食店を支援しようと、無料情報誌とウェブマガジンを発行する「おでかけｍｏａ」編集部と県内の飲食店主らが、「滋賀飲食店応援クラウドファンディング」を立ち上げた。応援したい参加店舗を選んで二千〜十万円を「寄付」として支払うと、八月以降に使える一割増しの食事券がもらえる仕組み。一日から受け付けを始めた。
県内全域の居酒屋や喫茶店など飲食店のほか、パン屋、弁当屋などテークアウトの店も対象で、現時点で約六十店が参加。利用者は食事券を購入し、将来の飲食代を前払いする形となる。二千円、五千円、一万円、三万円、五万円、十万円の六種類があり、例えば二千円の食事券を買うと、二千二百円分の飲食ができる。
目標額は三百万円。達成しなくても、店ごとに集まった金額から手数料を除いた額を受け取れる。
参加店舗は計百店まで、引き続き募集している。六月二十八日まで支援を募り、七月中旬、各店舗に食事券を発送。支援者は店に券を取りに行き、予定では八月一日から十月末まで利用できるようにする。
「おでかけｍｏａ」を発行する広告会社エスクリエイト（草津市）の石田貴大さん（３２）は、「外食ができなくなり、今までいかに楽しい場として活力をもらっていたかに気付いた人も多いはず。落ち着いたらまた行けるよう、滋賀のおいしい飲食店を一緒に守ってもらえたら」と話している。
支援は、クラウドファンディングのサイト「ＣＡＭＰＦＩＲＥ（キャンプファイヤー）」から。
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May 03, 2020 at 03:06AM
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飲食店支援へクラウドファンディング おでかけｍｏａ編集部 - 中日新聞
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