商業施設と都市公園を一体開発したことで話題となった「南町田グランベリーパーク」(東京都町田市)。2019年11月13日のオープンから二週間足らずで、商業施設の来館者が累計100万人を突破する盛況ぶりだ。公と民の一体的なエリア開発は、どのように進められてきたのか。そのプロセスを追った。
都市公園と商業施設を一体開発した「南町田グランベリーパーク」(東京都町田市)が2019年11月13日にオープンした。2017年2月に閉館した商業施設「グランベリーモール」の跡地と、町田市の都市公園「鶴間公園」中心に、町田市と東急が公民連携で推進する「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」として、区画整理をした上で再整備したものだ。
「南町田グランベリーパーク」と名付けられた約22haのエリアは、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅(旧南町田駅。オープンを機に改称)に直結の大型施設だ。商業施設(ショッピングモール)の「グランベリーパーク」、町田市の都市公園「鶴間公園」、そして、その間をつなぐ「パークライフ・サイト」の3ゾーンで構成されている。
鶴間公園は町田市、グランベリーパークは東急、パークライフ・サイトはソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区)が所管する。なお、公園はTSURUMAパークライフパートナーズ(代表企業:石勝エクステリア、構成企業:東急スポーツシステム、日本体育施設)が指定管理者として市から管理・運営を受託している。
2019年11月13日にまちびらきし、同11月25日には、南町田グランベリーパーク内の商業施設「グランベリーパーク」だけで、来館者が累計100万人を突破する盛況ぶりだ。さらに同12月14日にはパークライフ・サイト内に「スヌーピーミュージアム」が開館した。南町田グランベリーパーク全体年間1400万人の来場を目指している。
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March 12, 2020 at 04:05AM
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