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中央公園整備計画に不満噴出 佐世保市 「イベント会場狭くなる」 - 西日本新聞

 長崎県佐世保市が進める中央公園の再整備に対し、市民から疑問や不満が出ている。現在のスポーツ広場に有料の遊戯施設や飲食店などが計画されているが、イベントに使える面積が狭くなるのは必至。スポーツ広場をメイン会場にしてきたYOSAKOIさせぼ祭りの実行委員会は、規模の縮小を懸念し、市に話し合いを求めている。

 スポーツ広場にはナイター設備があり、市民が野球やイベントなどに活用している。市は一帯の名切地区再整備の一環で、企業が資金を出し、完成後の管理も担うPFI方式で広場をリニューアルする。

 昨年のYOSAKOIさせぼ祭りでは、広場全体を使って大型ステージ、観客席1200席、仮設の桟敷席200席、屋台約120店を設けた。

 実行委によると、再整備で広場の一部が駐車場になるため、屋台の場所が確保できない。ステージや観客席の規模も維持できない可能性があり、2月21日、朝長則男市長宛てに話し合いを求める文書を出した。

 実行委は「全国のよさこいイベントの中でも佐世保は有数の観客が集まる(昨年は26万5千人)。広場のリニューアルが祭りに支障がないように、市に伝えたつもりだったが、計画を見てびっくりした」と話す。

 開会中の市議会一般質問でも取り上げられた。宮田京子議員が「関係する市民との打ち合わせが十分とは言い難い。実行委員会は不安に感じている」とただしたのに対し、企画部の中島勝利部長は「今後の設計、運営といった段階で、市と事業者、実行委員会の3者による協議を十分に行う」と答弁した。

 市は公園を整備する企業体との契約締結議案を市議会に提出。2022年の供用開始を目指す。

 市民の間では、施設の有料化も議論を呼んでいる。屋内遊戯施設の子ども料金は、1時間500円、2時間750円、フリー千円、保護者は500円で調整している。駐車場は1時間を超えると有料になる。

 小学生をはじめ3人の子どもを持つ女性(43)は「私を含む4人で2時間2750円。駐車場代もかかるので、頻繁に利用できない。街の中心部なので、子育て世代が利用しやすい公園にしてほしい」と願う。

 70代男性は「中央公園は商店街に近く、再整備は新たなにぎわいをつくるチャンス」と考える。それだけに「新しい公園の計画はいつの間にか決まっていて、市民に詳細が伝わっていない。もっと早い段階で意見を言いたかった」と計画の進め方を疑問視する。 (竹中謙輔)

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March 09, 2020 at 04:00AM
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