色鮮やかな遊具で遊ぶ子どもら=名古屋市昭和区の川名公園で |
新型コロナウイルスの影響で学校や保育園が休みとなる中、名古屋市内有数の広さの川名公園(昭和区)は親子連れらでにぎわっている。遊具や設備が充実している園内で、子どもの運動不足やストレスの解消につながっている。
昨年整備を終えたばかりの園内は、「遊具広場」「多目的広場」「芝生広場」「環境学習の森」という四つのエリアに分かれ、計五・五ヘクタール。トイレやベンチ、コインパーキングを備えている。一角にバスケットゴールがあることから、活動が休止しているバスケ部員の貴重な自主練習の場所にもなっている。
子どもたちの間では、滑り台やジャングルジムがある遊具広場が特に人気。母親らから「呼んでも遊具から戻ってこない」との声も聞こえるほど。園内には他にも、キャッチボールやバドミントンをする親子のほか、レジャーシートを用意してピクニック気分のグループも。それぞれが思い思いの形で楽しんでいる。
瑞穂区の小川南さん(60)は、仕事や用事があった娘夫婦に代わり、二人の孫を連れて訪れた。外出にマスク着用などの予防が必要とした上で「子どもの健康に外遊びは欠かせない」。孫の小学五年、小田切美空(みく)さん(11)は「学校で友だちに会えないのは残念だけど、思い切り体を動かすのは楽しいしスッキリする」と笑顔だった。
臨時休校中の子どもの過ごし方については、文部科学省が屋外で適度な運動や散歩をしてもよいとする見解を示している。一方で、部活動は集団で行うことなどを理由に自粛を求めている。
(鈴鹿雄大)
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March 18, 2020 at 03:11AM
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<あそび場 まなび場> 川名公園(名古屋市昭和区) - 中日新聞
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