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旧曽屋配水場 「曽屋水道記念公園」に 130周年機に呼称変更 | 秦野 | タウンニュース - タウンニュース

 秦野市は、3月15日に迎えた秦野水道130周年を記念し、旧曽屋配水場(曽屋公園)の呼称を「曽屋水道記念公園」に変更した。公園に看板が取り付けられ、6月には地元住民の団体「曽屋水道記念公園会」が記念イベントなども予定している。

 秦野の水道の歴史は、1890年(明治23年)3月15日、横浜、函館に次いで全国3番目に竣工・給水を開始した「曽屋水道」に始まる。昔は曾屋神社境内内に湧水する「井之明神水」を用水路に流し、生活用水として使用していたが、人口増加に伴い水の配分争いが発生。そこで、地元住民が私財を投じて湧水口から隧道を掘るなど、住民の手で用水路が広げられてきたという。

 1879年(明治12年)、コレラが流行したことを契機に飲料水改良の検討がなされ、曽屋区水道布設事業の計画を開始。1890年、簡易陶管水道・自営水道としては日本で初めて給水を開始し、1983年に役目を終えるまで市民の生活を支えた。1990年には配水池やポンプ室が残る曽屋配水場を公園として整備し、現在も市民に公開されている。また、こうした歴史を伴う水道施設が文化財として貴重な価値があると、曽屋水道が2017年には国の登録記念物(遺跡関係)に登録された。

地元有志の会が公園通じPR

 2019年には、曽屋水道の歴史を伝えていこうと、地元有志によるボランティア団体「曽屋水道記念公園会」(杉山和史会長)が立ち上がり、同公園の清掃やPR活動などを行っている。現在は約10人がメンバーとして、草刈りや花壇の整備などを実施。130周年を迎えた今年は、6月にある水道週間に合わせて、同会主催でイベントも行う予定だ。

 「曽屋水道は地元からの声で作り上げてきたもの。ボランティアによる活動で公園も明るくなっている」と市担当者。杉山会長は「PRすることで街の活性化に繋がれば。憩いの場にしたい」と話した。

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March 19, 2020 at 10:00PM
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