飲食店などの店舗や事務所を狙った侵入盗の被害が今年に入って多発している。特に一宮市を中心とした尾張地方西部に集中。大半が現金を狙われ、県警は警戒を呼び掛けている。
県警生活安全総務課によると、一月三十日現在、住宅対象外の侵入盗は県内で百五十六件発生。飲食店や古物買い取り店など店舗を狙った出店荒らしが七十三件と最も多く、事務所荒らしで三十三件だった。被害店舗の業種や犯行の手口は傾向が定まっていないという。
地域別では、一宮署管内が十五件と最多。一宮を中心とした尾張地方西部では一月三十日現在で四十九件に上り、前年同期比（一月）の二十三件の二倍以上になっている。また二十七、二十八日は計三十八件と多発し、半数以上が同地域で発生した。
県警では、閉店後の店舗内に現金を置かず、「現金を保管していません」と出入り口に掲示するなどの管理対策を呼び掛ける。出入り口や窓付近に車を横付けしてふさいだり、ドアの鍵を複数にするのも有効だという。
（佐々木香理）
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February 02, 2020 at 03:06AM
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尾張西部で侵入盗が多発 店舗・事務所を狙う - 中日新聞
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