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実は激戦区?一宮のオムライス専門店 | ニュース - オピ・リーナ

味、食感に工夫・・・個性さまざま 記者の食リポ

【ビィビィアン】「カニオムライス」のクリームソース。ソースは4種類から選べる

【ビィビィアン】「カニオムライス」のクリームソース。ソースは4種類から選べる

 愛知県一宮市が発祥とされる喫茶店のモーニングサービスに卵料理が付くためか、市内にはオムライスを提供する飲食店が多いように思います。一宮って、実はオムライス激戦区なのでは? 店ごとの味の違いがなさそうに見えて、本当はかなり個性がある専門店を、記者(25)が食べ比べてみました。 (岩井里恵)

 「確かに、激戦区っていわれていたよ」と教えてくれたのは「ビィビィアン」(一宮市赤見一)の平坂千恵美オーナー(54)。

 店のお薦めは、国産のベニズワイガニを使用した「カニオムライス」(税込み1500円)。名古屋コーチンだけを使ったふわふわの卵は、皿をゆすればぷるぷる震える弾力と、甘くてコクのある味が特徴だ。

 卵を広げると、カニの香りに包まれる。ご飯粒とカニの身が一体化するほど味が染み込んでいて絶品。1月末までカニを2倍の70グラムに増量しており、贅沢(ぜいたく)な一皿を堪能できる。

 市内にはオムライス専門店が5店舗あり、さらに、オムライスを提供する喫茶店も多い。モーニングサービスには原則、卵料理が付くため、オムライスもメニューに加えやすいのではないか。一宮モーニング協議会の担当者は「派生しやすいところはある。浮野養鶏(同市千秋町浮野)の影響もあるかも」と分析する。

【イーグル】「粗挽きハンバーグのデミソース」。クリームソースやカレーソースもある

【イーグル】「粗挽きハンバーグのデミソース」。クリームソースやカレーソースもある

 浮野養鶏が生産する「尾張の卵」を使っている喫茶店は多い。専門店では「イーグル」(同市東島町一)がそうだ。約15年前までは普通の喫茶店だったという。卵は黄身の濃さが特徴という通り、味が濃い。

 同店は、常時60種類以上という種類の多さが魅力。「粗挽きハンバーグのデミソース」(同1420円)は、運ばれた瞬間、デミグラスソースの香りが広がる。牛肉や骨、野菜などで仕込み、一週間かけて作る。甘みと酸味、ほろ苦さのバランスを調整した自慢のソースだ。

【ケントス】「大人の元祖オムライス」。(右)が通常、(左)がアレルギー対応)

【ケントス】「大人の元祖オムライス」。(右)が通常、(左)がアレルギー対応

 市内で最も歴史がある「ケントス」(同市森本四)は、食物アレルギーでも食べられるオムライスを、対応できる限り作ってくれる。乳製品と軽い卵アレルギーに対応したものと、通常版という2種類の「大人の元祖オムライス」(同990円)をお願いした。

 通常版は、バターとニンニクで炒めたケチャップライスが卵に包まれ、バターの香りが広がる。卵の内側は少しとろとろしていて、チキンやピーマン、コーンが入ったライスとまざり、飽きのこないおいしさ。

 アレルギー対応版は、バターの代わりにオリーブオイルで炒める。ケチャップライスはさっぱりした味。しっかり焼いた卵は、通常より焼き目がはっきりしている。内側のとろとろ感はないが、ふわふわ感は健在で、変わらずおいしい。食物アレルギーの人だけでなく、宗教上の理由で食べられない食材が多い外国人も来店するそうだ。

 皆さんも食べ比べて、お気に入りの一皿を探してみては。

(2020年1月13日)

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January 13, 2020 at 12:10PM
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