2020年07月26日07時10分
環境省は、国立・国定公園で野生動物を餌付けしたり、ドローン(小型無人機)飛行によって騒音が起きたりするなど、環境が損なわれる事例が生じていることから、規制を含めた対策の検討に乗り出す方針だ。来年の通常国会に自然公園法改正案を提出することを視野に入れている。
公園内ではこれまで想定されていなかった利用方法により、環境に悪影響が出ている。餌付けは動物が人里に入るよう仕向けるとともに、餌を捕る能力を奪うことにつながるとされている。このほか、マウンテンバイクで登山道を走行することで事故や荒廃の恐れが生じたり、野外へのし尿の垂れ流しによって悪臭が発生したりといったケースがある。
これに対し、環境省の有識者検討会はこのほど、「法に基づく命令をはじめとした規制や(自然公園法により立ち入りを制限する)利用調整地区制度の柔軟な運用などの対策について検討する必要がある」と提言。同省はこれを踏まえて、各地の自主的なルールやマナーでは抑制し切れない迷惑行為などへの対策を探る方針だ。
このほか、国立・国定公園をめぐっては、園内で営業していたホテルや旅館の経営が悪化し、廃屋となって景観を損なう事例が発生。検討会は、地方自治体や事業者を交えた協議会で、街並みに関する「マスタープラン」を作成し、廃屋の撤去や景観の統一、電線の地中化を進めることを提言しており、環境省はこうした案を踏まえて具体策の検討に入る。
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July 26, 2020 at 05:10AM
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餌付け・ドローン対策検討 公園保護で規制強化も―環境省 - 時事通信ニュース
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