新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、愛知県は16日、県内の事業者に広く休業を要請した。既に営業を自粛していたライブハウスなどは「一刻も早い支援を」と50万円の協力金支給を待ち望む。営業時間を午後8時までに短縮するよう求められた居酒屋の経営者は「仕事にならない」とあきらめ顔だった。
錦の繁華街では既に休業している店も多い(16日、名古屋市中区)
「3月中旬から収入がほぼゼロ。公的支援はとても助かる」。栄など名古屋市内5カ所でライブハウスを経営する男性(34)は歓迎する。大阪府などでライブハウスのクラスター(感染者集団)が発生した後、出演をやめるバンドが急増した。4月7日に休業したが、賃料が毎月計数百万円かかる。「当分は売り上げがないと覚悟している」。金融機関に融資も求めているという。
居酒屋を含む飲食店は要請対象外だが、酒の提供を午後7時まで、営業時間を午後8時までに短縮することに応じれば協力金の対象となる。名古屋市で毎日午後5時から居酒屋を営む男性(69)は「客が増え始める午後7時から酒を出すなというのは、休業しろというのと同じ」と憤った。
JR豊橋駅前で居酒屋を営む男性(40)は16日から閉店を早めることにした。「夜はほとんど客は来ない。悲しいけれど影響は少ない」と苦笑する。売り上げは前年の2~3割ほどに落ち、光熱費を支払うために、16日から昼の弁当販売を始めたばかりだ。「協力金の支給はまだ先。今すぐにお金が欲しいことを分かって」と訴えた。
日常生活の維持に必要などの理由で休業要請の対象外となった事業者も感染対策に気を配る。名古屋市でクリーニング店を営む男性(76)はカウンターに透明なカーテンを設けた。衣類を介した感染も警戒し、「預かった服を触るたびに手を消毒している」と話す。
屋外のバッティングセンターも対象外だ。かつてイチローさんも通った「空港バッティング」(愛知県豊山町)は、長引く休校で親子連れの利用者が増えている。男性従業員(62)は「週末は名古屋などから来る人もいる。感染予防には苦心している」。バットや扉だけでなくコインも一枚一枚消毒しているという。
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April 16, 2020 at 06:29PM
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愛知の事業者、協力金「一刻も早く」 飲食店時短で困惑 - 日本経済新聞
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