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人通り少ない繁華街...耐える「飲食店」 接客伴う利用自粛開始 - 福島民友

 県内でも要請を受けた「繁華街の接客を伴う飲食店」への外出自粛が始まり、初の平日となった13日。例年なら花見や歓迎会でにぎわう県内の夜の街に人通りは少なく、冷たい雨に包まれた。対象店舗の線引きが曖昧で、店側への支援策も示されない中、動きだした来店者への「自粛要請」。通常通り開ける店、テークアウトに活路を見いだす店など、対応はさまざまだ。

 「通常営業」

 「一気にゴーストタウンみたいになったよね」。福島市内でバーを営む男性はつぶやく。

 「夜の街」を歩く人の姿は少なく、午後6時の開店後しばらくは店内も閑散とした様子だ。男性のバーは営業しているが、周囲には休業する店もある。

 「これから(客が)来るかな」。そんな期待を寄せる男性は「自粛の時間や期間をはっきり具体的に示してほしい」と求める。

 対象外でも

 「接客を伴う飲食店」の対象にならないとされる店でも状況は厳しい。「みんな気にしているのではないか。街の中もがらがらだ」。そうこぼすのは会津若松市の居酒屋「花小路のり平」の店主(73)。4月になって客足が大きく落ち込み、例年の3割にも満たない状態。13日からはアルバイトの女性も休みにした。

 「店にはテレビを見に来るようなもの。番組に詳しくなったよ」と川副さん。バブル崩壊やリーマン・ショック、震災などを経験してきたが、「経済的に落ち込んでもお客さんは動いていた。今回は先が見えず一番きつい。我慢するしかない」と状況を受け止める。

 一方、郡山市でラーメン店を経営する男性(42)は店内での感染を防ぐため、弁当のテークアウトへの切り替えを決断。メンマやチャーシューといったラーメン店の具材を活用した弁当は人気を集め、13日のグランドオープンでは用意した70食が完売した。

 売り上げは従来の8割ほどだが、関さんは「店を感染源にしたくない。終息までラーメンを作れないが今は弁当に全力を尽くしたい」と前を向く。

 タクシーにも影響

 タクシー業者も影響は避けられない。

 いわき市のタクシー会社の担当者は「売り上げは例年と比べ5割まで落ち込んでいる。夜の街に人がいない。(本来は)稼ぎ時だが、経営は厳しくなる」とし、「車の維持費や事務管理費、テナント代など売り上げが出てこない中で賄うのは大変。中小企業をくまなく支援する態勢が必要」と訴える。

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April 14, 2020 at 08:13AM
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