2020年04月04日07時16分
環境省は３日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策として、国立公園内のキャンプ場などでテレワークをするための無線通信環境を整備し、親と一緒に来た子ども向けに自然体験ツアーを提供する民間事業者を支援する方針を固めた。２０２０年度補正予算案に関連経費を盛り込む。
環境省によると、新型コロナ感染拡大の影響で、全国の国立公園への観光客が大幅に減っている一方、屋外で感染リスクが比較的低いことから、キャンプ場の利用者は増加している。
同省は、企業にテレワークが広がっている状況も踏まえ、自然の中でリフレッシュしながらテレワークができる環境を整え、感染防止の取り組みを後押しする。子どもが自然に親しみ学べる機会もつくり、家族連れにも対応する。
具体的には、国立公園内のキャンプ場などに無線通信Ｗｉ―Ｆｉ（ワイファイ）を整備する。また、親が仕事をしている間、周辺で子どもに生物の観察など自然体験のツアーや学習プログラムを実施する事業者に費用を助成。キャンプ場以外の国立公園内でトレッキングツアーなどを手掛ける事業者も支援する。
新型コロナ収束後には、国内外を対象に国立公園への観光キャンペーンを打ち出す予定だ。 
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April 04, 2020 at 05:22AM
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国立公園でテレワークを コロナ対策で無線通信整備―環境省 - 時事通信ニュース
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