
県内にも及んだ繁華街の接客を伴う飲食店への外出自粛要請。「こういう状況だから仕方ない」。県内の飲食店の中には方針に一定の理解を示し、自主的に休業を決めたり、持ち帰り用のテークアウトを検討する動きも出てきた。一方、「接客を伴う飲食店」の範囲が不明瞭で、金銭的な支援も示されず先の見えない状況に不安の声が漏れる。
自粛要請が出た11日夕。福島市の繁華街で居酒屋を経営する40代男性は、週明けから休業するかの判断を迫られた。男性は「店を開けていても客が来ない。経費ばかりかかってしまい、開店しても意味がない」と肩を落とした。「こういう状況だから自粛するのは仕方がないが自粛させるなら、店への補償もしっかり対応してほしい」とこぼす。
郡山市の繁華街にあるスナックは、5月の大型連休明けまで休業することを決めた。3月半ばごろから客が激減し、売り上げは従来の1割ほど。経営者の50代女性は「思い切って休業することにした。休業している店もあれば、通常通りに開けている店もある。外出自粛の『要請』で本当に収まるんだろうか」と感染拡大への不安をのぞかせた。
12日以降の休業を決めたいわき市平にあるスナック。経営者の50代女性は「客が来ない状況で不安なまま店を開け続けるより、一定の基準が示されたのは良かった」と方針を受け入れた。10日は金曜日にもかかわらず、11日午前0時には店舗前の通りのネオンが消え真っ暗だったという。全国で感染が拡大し、県外からの常連客の多い同店ではスタッフの不安も高まってきたという。「客足の不安もスタッフの不安もあった。休業も仕方がない」
12日で被災から半年を迎える東日本台風(台風19号)の被災地、本宮市で飲食店を経営する50代女性は「どちらにしても収入は減る。対応に困ってしまう」と困惑しながらも、「街に明かりがないのは寂しい。商売にならなくても明かりはつけ続けたい。テークアウトや仕出しなどできることはやりたい」と前を向く。
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April 12, 2020 at 08:11AM
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