国営ひたち海浜公園（ひたちなか市）は十日、今春から春と秋の一部期間中、季節料金を導入すると発表した。大人（高校生以上）料金を通常の四百五十円から七百円に引き上げる。
大人以外の料金は、シルバー（六十五歳以上）が通常の二百十円を四百六十円にアップする。中学生以下の無料は変わらない。
導入時期は、春が四月中旬〜五月上旬の二十日間程度、秋は十月中旬の十日間程度。今春は、ネモフィラの見ごろが暖冬で一週間程度早まるとの予測を踏まえ、四月十三日〜五月六日の二十四日間に設定した。
公園側によると、季節料金の導入による収入増分は、設備の充実などに充てる。ネモフィラを植える「みはらしの丘」のふもとに休憩スペースを新設。案内体制の充実、迷子やベビーカーの一時預かりなどの臨時案内所の機能アップ、仮設授乳室の設置などを予定している。
季節料金の導入に当たり、ネモフィラの面積を三・五ヘクタールから四・二ヘクタールに拡大し、本数も約四百五十万本から約五百三十万本に増やす。
広報担当の尾沢彰さんは「空や海の青とのつながりがはるかに広がります」とＰＲする。
問い合わせは、同公園＝電０２９（２６５）９００１＝へ。 （鈴木学）
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February 11, 2020 at 05:50AM
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ひたち海浜公園で季節料金 今春から 値上げ分は設備充実に:茨城(TOKYO Web) - 東京新聞
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