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荻野運動公園 無料送迎バス運行へ 高齢者の運動機会を創出 | 厚木・愛川・清川 | タウンニュース - タウンニュース

 厚木市荻野運動公園(厚木市中荻野)の指定管理者である荻野運動公園マネジメント共同企業体では、トレーニング室やプールなどの施設利用者を対象とした、無料送迎バスの運行を4月からスタートする。現在、運行へ向けルートなどの調整を進めている。

きっかけは利用者の声

 荻野運動公園は、トレーニング室、体育館、プール、競技場、テニスコート、野草園などを有する公園。市民の健康増進、憩いの場としての役割を果たしている。

 今回の送迎バス運行のきっかけは、一人の利用者の声。「免許を返納したから、トレーニング室にはもう来れないの」。声をかけてきた利用者は65歳以上の高齢者。自動車運転免許証を返納したことで、同園への移動手段がなくなり、通えなくなったという。

 それを聞いたスタッフらは、「また来れるようにしてあげたい」と話したという。同園の高橋克典所長は、「免許返納をした利用者さんのほかにも、昨年の春頃に、70歳代から80歳代の利用者が一気に減少したように感じた時期があった」という。

 同園へは、本厚木駅からバスで約30分。下車1分の「荻野運動公園」バス停には、休日しか路線バスが停車せず、平日は同園から徒歩10分の「稲荷木」、徒歩5分の「宮の里東」バス停が最寄りとなる。そのため、現在もバスを利用する高齢者にとっては交通の負担が大きい。

 高齢者がより利用しやすい施設にしたい、身体を動かす機会を創出したいとの思いで、今回の送迎バスの運行を決めたという。

ルートは調整中

 無料送迎バスを運行するにあたり、同園では29人乗りのマイクロバスを1台購入。まずは、このバスを使って、平日の火曜から金曜まで、週4日の運行をめざす。土、日曜は施設で大会などのイベントが多く、月曜は休みの施設が多いことから、比較的落ち着いて利用できる平日にバスの運行を予定する。バスの運賃は無料だが、乗車できるのは、トレーニング室やプールなどの施設利用者だけとなる。

 バスのルートに関しては「市内の全地区を回るのは厳しいと思うので、効率的な運行ルートを検討したい」と高橋所長。 バスの停車場所や発着時間などはこれから調整する。

 4月からの無料送迎バスの運行に向けて、高橋所長は「超高齢社会の中で、高齢の人が施設を利用して運動する機会を創出することは、健康増進や地方創生にもつながる。交通が理由で施設に来られなくなってしまった方はもちろん、それ以外でご高齢の方にも、この機会にバスに乗って来て、施設を利用してもらいたい」と話す。

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February 27, 2020 at 10:00PM
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