成長するには、競争相手が欠かせない。ときとして、そのライバルが味方になって強力なタッグが生まれるというストーリーは定番だが、アメリカのあるコーヒーショップで、その「友情タッグ」が発動した。
ポートランドのSEマクラフリン通りに近いレストランの駐車場内でコーヒーショップ「The Local Coffee Company」を営むデイブ・マクアダムスは、昨年12月、妻と始めた念願の店の1周年をホスピスで迎えた。
デイブが癌と診断されたのは3度目で、妻のティナによれば、今回は手術不可で、末期の状態だという。店が営業できなければ、夫の治療にかかる費用も賄えない。そんな危機的状況に救いの手を差し伸べたのは、同じ地域の商売敵だった。
ポートランドの地元メディア「KATU」によれば、この話を聞いた「Moonlight Coffee」のオーナー、ピクシー・アダムスが助っ人として「The Local Coffee Company」に協力。自分の店を休み、しかも無給で困っているティナとデイブに手を貸している。
アダムスは「ビジネスよりも、友情の方が大切。競い合いよりも、地元地域の方が大切なんです」と、「KATU」に語った。病気と必死で闘うデイブのため、ティナの今後を考えてのことだった。
「彼らの商売に関心が集まればいいなと思っています。これからもずっとお店を開けられるように」
アダムスがここまで親身になる理由には、デイブの人柄もあるのだろう。彼は国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のメンバーで、地元の野球チームのコーチも務めた人物で、地域での人望も厚い。
善意から助っ人を申し出たアダムスは、乳癌との闘いに勝って地元の協力もあり、自分の店をオープンさせることができた。デイブとティナへの手助けは地域への恩返しでもあるのだ。
この「友情タッグ」の力が、デイブの回復に繋がることを期待したい。
COURRiER Japon
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