世界のファストフードを目指す回転ずし。
成功の鍵を握るグローバル旗艦店がオープン。
人気回転ずしチェーン「くら寿司」が22日、浅草にオープンする新たな店舗「くら寿司 浅草ROX店」。
巨大なちょうちんや浮世絵、畳の座席など、和のテイストの内装が施されている。
「くら寿司」でおなじみの、5皿食べたら遊べるカプセルトイゲーム。
カプセルの中には、屋台の利用券が入っていて、遊びと食事を両方楽しめる。
当たりが出ると、店内に設置された縁日コーナーで、射的や輪投げをして遊ぶことができる。
このお店のターゲットは、外国人観光客。
くら寿司・田中邦彦代表取締役社長は、「オリンピックイヤーですし、特に浅草は外国の方がたくさんいるので、ぜひその感想を聞きたいなと思い、それで浅草で、この時期にオープンさせていただいた」と話した。
外国人観光客の対応のために、104もの言語に対応する音声翻訳機を使うほか、英語などの外国語ができる店員も配置。
なぜ、外国人観光客の獲得に力を入れるのか。
背景には、海外戦略がある。
くら寿司は、この新店舗のオープンに合わせ、世界共通のロゴに変更。
伝統的な江戸文字とアルファベット「KURA」を組み合わせ、日本だけではなく、海外への統一したイメージづくりを図った。
くら寿司・田中代表取締役社長は、「上海は、ほぼ年内にはオープンできると思う」と話した。
現在、アメリカ、台湾におよそ45店舗出店しており、2020年内には中国・上海への進出も予定。
2030年には、国内外の店舗数を現在の485店舗から、1,000店舗に増やす狙い。
くら寿司・田中代表取締役社長は、「少なくても50万人以上いる都市人口のところに、少なくても4店舗は出す、世界に。まだ(売り上げが)1,300億円でうろうろしているが、いずれマクドナルドと並ぶような売り上げにはなりたいなと思っている」、「世界のレストランを目指す、レストラン革命をしたい」と話した。
"店" - Google ニュース
January 21, 2020 at 10:58PM
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