飲食店向け予約・顧客台帳サービスを提供するトレタ(東京都品川区)。同サービスは、飲食店の業務改善、人手不足の解消と収益向上につながるとあって好評だ。
飲食店への電話による予約受付や問い合わせを代行する「コレクトセンター」を追加サービスとしただけでなく、位置情報を使ったアプリで入店10~30分前に予約を受け付ける超直前予約サービスも展開。順次、利用エリアや利用時間を拡大している。
電話代行サービス「トレタコレクトセンター(トレタCC)」は電話予約問題を解消する。最近ではインターネット予約が増えているが、年齢の高い層を中心に電話予約が大半を占める。ところが、飲食店アルバイトは、普段のコミュニケーションにSNS(会員制交流サイト)を利用する若年層が多い。通話対応に不慣れなことから、電話予約への応対に苦痛を感じ離職するケースも多いとされる。こうした電話予約問題をトレタCCは解消する。
飲食店勤務経験のあるオペレーターをそろえ、各店舗の実態を把握した担当者が指導し、店舗ごとのきめ細かな予約対応に当たる。ある大手チェーンでは導入後に店長の電話対応負担が10分の1に減ったほか、パート・アルバイトの離職率が低下した事例もある。
超直前予約サービス「トレタnow(ナウ)」は2019年3月に都内4エリアでスタートし、9月には対象エリアを広げ、新たに利用者がどこにいても好きなエリアの飲食店を検索し、予約できる機能を加えた。
現在は都内全域でほぼ利用でき、昨年11月下旬には従来午後4時以降に限っていた利用時間を午前6時からに拡大し、超直前予約だけでなく「当日予約」も可能とした。
検索可能エリアは順次拡大する方針で、中村仁代表取締役は「最終的には全国で使えるようにしたい」と話す。
同社の分析によると、飲食店の「事前予約」は総来店者の47%で、当日予約が13%。残り40%は予約なしの来店で、超直前予約の潜在ニーズは高い。また、突然の予約キャンセルや無断キャンセルにも効果が期待できるという。
両サービスはいずれもクラウド上で提供する飲食店向け予約・顧客台帳サービス「トレタ」の導入店向けに展開する。個人事業から全国500店を抱えるチェーン店まで1万超の登録店舗にトレタCC、トレタnowを拡大する方針だ。
飲食店を複数経営した実績がある中村氏は「日本の外食は予約や顧客管理に紙の台帳を使いあまりにもアナログだ。きちんとデータ化できれば『宝の山』になる」と強調。同社のサービスを通じ既存ビジネスをITで変革する“デジタルトランスフォーメーション(DX)”を飲食店に提唱していく。
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January 09, 2020 at 03:00AM
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