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県は、尾張旭市と名古屋市守山区にまたがる県森林公園（五百三十六ヘクタール）と豊田市の県緑化センター・昭和の森（計二百五十四ヘクタール）で、民間活力を導入した施設整備に乗り出す方針を決めた。四月以降にレストランやアスレチックなどの事業提案を募り、それぞれ二〇二〇年度中に事業者を選定する。
民間からの提案を有識者の選定委員会で審査し、事業者を決めて二一年度以降に施設を整備する。森林公園は昨年の全国植樹祭、緑化センターは〇三年の全国育樹祭の会場となった公園で、自然を生かした施設整備に期待がかかる。
一九年に実施した事業者への聞き取りや利用者アンケートの結果を踏まえ、森林公園では緑に囲まれたレストランや樹上アスレチック、緑化センター・昭和の森では子ども向けの大型複合遊具、フィールドアスレチックスなどの整備を想定している。
県は県営公園の整備に民間活力を生かす施策を進めており、一六年七月には名古屋市緑区の大高緑地で恐竜ロボットのテーマパーク「ディノアドベンチャー名古屋」が開業。来場者は想定を上回り、公園の使用料で年約一千万円が県の収入となっている。
一八年三月には新城市の県営新城総合公園で、林の中で空中散歩を楽しむフランス発祥の自然体験施設「フォレストアドベンチャー・新城」がオープン。名古屋市守山区の小幡緑地は、昨年末にバーベキューやキャンプ場などを提案した事業者を選定しており、整備に向けた詳細な事業計画の検討に入っている。
（立石智保）
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January 28, 2020 at 03:06AM
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森林公園と昭和の森、レストランなど提案募集 県が民間と連携へ - 中日新聞
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