Search

密猟からよみがえった国立公園、チャド - ナショナル ジオグラフィック日本版

水場に向かう数百頭のゾウの群れ。チャドのザクーマ国立公園にて。(PHOTOGRAPH BY BRENT STIRTON, NATIONAL GEOGRAPHIC)

行くべき理由:アフリカゾウの聖域を守ろう。

知っておきたいこと:チャドのザクーマ国立公園では、アフリカゾウが急速に数を増やしており、2019年の559頭から2024年には1000頭になると予想されている。ここはアフリカのサファリの中でも、まだあまり知られていない穴場だ。

 理由は、国外からの訪問者が世界でも特に少ない国であるチャドの南東部という立地にある。だが、知名度が上がれば、ゾウの繁殖支援につながるだろう。

 この地域はかつて、密猟によってまるで戦争のような状態にあり、野生のゾウの90パーセントが殺された。EUからの資金援助と、公園の管理が官民共同の保護団体「アフリカン・パークス」に移譲されることが2010年に決まったことにより、一帯は活気を取り戻した。

 ザクーマにはゾウだけでなく1万頭以上のバッファローや、およそ1000頭のコルドファンキリンなど数多くの動物がいる。そのほか400種の鳥、チーター、ヒョウ、サーバルなどもここの住民だ。

おすすめの時期:3月〜4月

こちらもおすすめ:8つのテントがある「キャンプ・ノマド」に泊まろう。12月中旬から4月中旬まで営業。もう少し手頃な「ティンガ・キャンプ」は、ロンダベル(円形の小屋)が20棟あり、11月中旬から5月まで営業。

参考ギャラリー:2020年に行きたい世界の旅先25(画像クリックでギャラリーページへ)

タスマニア(オーストラリア) 16/25
PHOTOGRAPH BY EWEN BELL, NATIONAL GEOGRAPHIC

関連記事:
ゾウを大量殺害から守る「最強レンジャー部隊」
ギャラリー:アフリカの自然公園を危機から救う
ザク―マ国立公園の花型貯水池

※「2020年に行きたい世界の旅先25」ほか、旅の記事は「旅・文化の記事一覧」でまとめてご覧いただけます。

文=マリーナ・コンティ(ナショナル ジオグラフィック トラベラー、イタリア版プロジェクト担当編集者)/訳=北村京子

Let's block ads! (Why?)



"公園" - Google ニュース
January 19, 2020 at 04:01AM
https://ift.tt/37hW4SV

密猟からよみがえった国立公園、チャド - ナショナル ジオグラフィック日本版
"公園" - Google ニュース
https://ift.tt/30fwXxd
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "密猟からよみがえった国立公園、チャド - ナショナル ジオグラフィック日本版"

Post a Comment

Powered by Blogger.