2019年12月17日19時39分
国際天文学連合（ＩＡＵ）は１７日、太陽系外で見つかった惑星（系外惑星）の命名キャンペーンの結果を発表した。日本の研究チームが発見した系外惑星は「ちゅら」、ちゅらが周囲を回る恒星は「カムイ」と命名された。＜下へ続く＞
カムイはかんむり座の方角、約４１０光年先にある太陽の１．９倍の質量を持つ恒星。ちゅらはその周囲を約１７６日かけて公転するガス惑星で、半径は木星の１．１９倍。すばる望遠鏡（米ハワイ島）などによる観測で、２０１０年に発見された。
ＩＡＵは創立１００周年記念事業の一環として、系外惑星とその主星１００組余りについて、世界各国・地域から１組提案を受けて命名するキャンペーンを実施。日本では６９６件の応募があり、アイヌ語で「神」を表す「カムイ」と沖縄の方言で「美しい」を意味する「ちゅら」が選ばれた。
発見した研究チームの佐藤文衛・東京工業大准教授は「神秘的で美しいイメージがぴったりだと思う。これを機会に系外惑星や天文学に興味を持つ方が増えればさらにうれしい」とコメントした。
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December 17, 2019 at 05:39PM
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「ちゅら」「カムイ」と命名 日本発見の系外惑星―国際天文学連合 - 時事通信ニュース
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